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俊春が不用意にパーソナ

Суббота, 21 Октября 2023 г. 11:23 + в цитатник

 俊春が不用意にパーソナルスペースを侵されるのを苦手としているのは、もしかしておれたちの体臭のせいでもあるのか?  だとしたら、「ほんまごめんやで」って謝らねばならない。  よくよくかんがえてみれば、たしかに汗臭い。かんがえはじめると、めっちゃ汗臭く思えてくる。もちろんそれは、おれだけではない。全体的に、である。  いや、まてよ。さらにかんがえると、俊春自身はあれだけ動きまわっているのにもかかわらず、に汗一つ浮かべているところをみたことがないような気がするし、汗臭いなんてこともない。  そういえば、忍び対決の際、においをさせないようにしているっていうようなことをいっていたっけ。  仙人のように霞を食べ、生き方そのものもストイックなかれのことである。体臭なんてものは、無縁なのかもしれない。  夏場に『脚クサッ』とかも、きっとないんだろう。脚の臭いを軽減するような靴とか靴下とか、吸水性やそれを発散させるようなアンダーシャツとか服とか、そんなものを買おうか買うまいか悩んだり、つねにデオドラントや制汗剤のシートやスプレーを常備しておかなくってもいいのであろう。 避孕丸 あ……。  おれの場合は、プラス犬臭さもあるんだ……。 「主計。よくもまぁ、そこまでかんがえられるものだな。だいたい、わたし自身いつもいつも鼻をきかせているわけではない。常時きかせていれば、わたしの鼻はどうにかなってしまう。にゃんこの場合は、とはちがう臭さがある。それは、わんこであるわたしも同様に、とはちがう臭いがする。ゆえに、にゃんこはわたしと兼定、つまりとはちがう臭いを追ってきたわけだ。それよりも、犬臭いなどとは、兼定にたいして失礼ではないか。は、『激おこ《・・・》』でいらっしゃるぞ」  あ……。  俊春にアテンションされてから、ハッとしてしまった。あわてて相棒をみおろすと、さっきより険悪な狼面で、おれをにらみつけている。 「すみません」  いいわけはせず、すなおに謝罪する。 「まて、わんこ」  そのとき、俊冬がおれの謝罪をかき消すような大声でダメだしをした。  かれが俊春にダメだしをしたものだから、二人はまた「宗匠」とおれをはさんだ状態でにらみあいをはじめてしまった。 「臭さがある、とはどういう料簡だ?にゃんこは、じつにきれい好きである。ぺろぺろと自身の体躯をきれいになめている。ゆえに、舌のつかいかたはわんこの比ではない」 「ちょっ……。そこ、そんな問題じゃないですよね?舌のつかいかたを言及するんじゃなくって、臭さとか清潔感を言及すべきじゃないんですか?」  反射的にツッコんでしまった。しかし、にゃんこがぺろぺろ体をなめるのはしっている。それは、フツーのにゃんこによるフツーの行為である。  にゃんこの舌はざらざらしている。にゃんこはその舌をつかい、毛づくろいをするのである。毛についた汚れを落としたり、臭いを消すためにするのである。しかも、にゃんこは寝ることのつぎに毛づくろいに時間を費やすというのだから、にゃんこの清潔好きは筋金入りであろう。  だからこそ腹に毛玉がたまり、ゲーゲーとときたま毛玉を吐きだしたりする。それは、じつにつらそうにみえる。路上でそういうにゃんこにお目にかかったときは、おれ自身もつらくなったものである。  いや、まってくれ。それよりも、舌のつかいかたってなんだ?  サクランボの軸を舌で結べる?それとも、外国語の発音につかう?  ってか、そもそもは舌で体をきれいにするより、風呂に入ったほうがよっぽどてっとりはやいんじゃないのか? 「主計。おぬし、誠に助兵衛であるな」 「さよう。にゃんこの申したことにそこまで興奮するとは、よほどたまっておるようだ」 「なっ……。お二人とも、なにをおっしゃるんです?なにもそんな助兵衛なことなど、ぜっんぜんかんがえても想像もしていませんし」  俊冬と俊春のわけのわからない断定に、馬上で声を大にして主張した。 「副長、以前のままなにもかわっていないですな」 「ああ、島田。まったくそのとおりだ。おれは、この光景をみたさに生きているようなものだ」 「たしかにな。これがなければ、生きる面白みがまったくないといえるであろう」 「さよう。これぞだ、と申せるやりとりです」  ちょっ……。  なんだって?  島田にはじまり、副長、蟻通、それから斎藤のおれへの、いや、俊冬と俊春とおれへの評価が、いまのってか?  やはりおれは、いじられいびられいじめられてなんぼのお笑い系キャラってわけなんだ。  いまさら、であるが。  また進みはじめた。  あゆみつつ、俊春がさもなんでもないようにおしえてくれた。 「にゃんこは、われわれの状況がわかっていたのだ。わたしが、一人敵に向かっていくことも。ゆえに、一番狙撃のしやすい場所で準備をしていた。そしてわたしは、そこでにゃんこが待機していることをしっていた。卑怯でこすいにゃんこは、自身用に銃を準備して持参するであろうこともわかっていた。たったそれだけのことである。あとは、おぬしがみたままのことをおこなっただけ、というわけだ」  マジで?  うたがっているわけではない。だが、そう問わずにはいられない。  もちろん、ダダもれしている心のなかでだけど。 それは兎も角、俊春がいまいったことがどれだけすごいことなのか、かれ自身わかっているのだろうか。  ってか、それ以前にいくら双子であろうと、そこまでたがいをわかりあえるものなのか?    これはもう『双子の神秘』とか『双子の都市伝説』とか、そういう類のミステリーとしかたとえようがない。である。  おれだけではない。副長や大鳥も驚いているし、斎藤に島田に蟻通だってフツーにびっくりしまくっている。  平然としているのは、相棒くらいなものであろう。  しかし、よくかんがえてみれば、俊冬と俊春はなんやかんやといいながら、たがいを信頼しあい、理解しあっている。だからこそ、こんなミラクルな解釈をしたうえで行動ができるのではないのだろうか。  銃を準備しているとか、待機しているとか、一人で敵に向かっていくっていうところは、百歩譲って予測できたとしても、銃を撃ってくないにあてるだとか、その撃った  っていうよりかは、これもまた


 

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