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が型っていわれています」

Суббота, 21 Октября 2023 г. 14:33 + в цитатник

が型っていわれています」

 

 一般的な血液型の特徴を伝えると、途端におたがいの批評をはじめてしまった。

 

「だとすれば、たしかに土方はO型以外のどれもがあてはまりそうだな」

「おハゲ先生もですよね」

「鉄っ、やめないか。おハゲ先生って、失礼すぎるだろう」

 

 市村と田村は、健康新女性︳女子經痛11年 月經沒來就便秘 揭患子宮內膜異位症︳附醫生拆解 丘でそう呼んでから松本のことを「おハゲ先生」と呼んでいる。いくら当人がいいといっても、いくらなんでもひどすぎる。

 それに、「お」をつければ失礼や無礼の度合いが減るものではない。

 

 かえって馬鹿にしている感がぱねぇ。

 

「勘吾さんは、AB型ですよね」

「ちがいない。自身でもそう思う」

 

 中島の言葉に、蟻通は笑う。

 

 たしかに、才能はあっても人に教えるのは嫌という性格はAB型にぴったりだ。

 

「それで、たまは?たまはどうなの?かれはO型じゃないよね?A型かな?いや、ABっぽい感じもするけどB型って気もするし……」

「本人にきいてよ」

 

 俊春にしれっとかわされてしまった。

 

 副長にそっくりなだけあって、俊冬もO型以外のどれでもあてはまりそうだ。

 

 というわけで、仙台に到着するまで血液型別の性格診断っぽい話題で大盛り上がりした。

 

 なんか修学旅行みたいな奇妙なノリであった。

 

 でっ結局のところ、副長の血液型は何型なんだろう?

 

 

 

 さきに俊春が仙台城にいって副長に会い、指示をもらってきた。

 

『予定通り、仙台城で頭でっかちどもを相手にひと暴れしてやった。そいつらが『新撰組は、仙台城下には一歩たりとも脚を踏み入れるな』とふざけたことを抜かしやがるから、ひとまずは白石城下に宿をとっている。そこでおちあおう』

 

 俊春の形態模写は完璧である。まるでそこに副長がいて、直接命じられているようだ。

 

 松本も大鳥も驚いている。

 しかも、大鳥などは大喜びしている。

 

 白石城といえば、「独眼竜」こと伊達政宗の片腕のめ』

 

 そんな風に思われていたらと想像すると、悲しくなってしまう。

 

「よしっ!白石城下にまいるぞ」

 

 島田の号令以下、移動を開始した。

 

 白石城下は、若松城下と比較してまったく様子がちがう。

 

 まぁ、目と鼻のさきに敵軍がひしめきあっているわけではないし、すでに恭順するという噂は流れているだろう。ということは、はすくなくとも戦火に見舞われることはない。

 人々もそこまで追い詰められている感はないだろうし、実際、人々からそうとは感じられない。

 

 おれたちは、俊冬が手配したといういくつかの旅籠に分宿することになった。

 

 とはいえ、それも数日のことである。史実では、この数日のうちに折浜というところに移動することになっているからである。

 

 江戸を脱出した旧幕府軍の軍艦が、そこに集結しているからである。

は、相棒をおいていいとこころよくいってくれた。

 

 もっとも、相棒だけその旅籠においてもらい、おれ自身はちがう旅籠にしてもよかった。しかしながら、そこはやはり相棒の相棒として、責任をもっていっしょにいたほうがいい。そう判断したのである。

 

 現代では需要にあわせてだんだん増えてきているかもしれないが、すくなくともいまこの時代に犬猫同伴で旅をする旅人がいるわけがない。したがって、『ペット同伴可』をうたっている旅籠が存在するわけもない。

 

 せっかく、おいていいといってくれているのである。

 ありがたくお言葉に甘えさせてもらうことにしたわけだ。

 

 

 おれたちが旅籠に到着してから二時間ほど経ってから、副長と俊冬がやってきた。

 

 二人とは数日ぶりの再会である。

 が、やってきたのは二人だけではなかった。

を伴っていたのだ。

 

 夜の帳がおり、旅籠に焚かれた篝火の灯りのなか、榎本の頭髪がテッカテカに輝いている。

 

 あいかわらずのテカり具合である。

 

 いきなり突風が吹き荒れ、篝火から火の粉がちょっとでもかれの頭に飛ぼうものなら、かれは確実に燃え盛るだろう。

 

 まさしく『リアル炎上』だ。

 

 っていうくらい、かれの頭髪や口髭、それからご自慢のカイゼル髭は油ギッシュなのである。

 

 しかも、テカテカ度は以前にも増しているようにもうかがえる。

 神々しいまでに輝きまくっているといってもいいかもしれない。

 

 推しの副長と組み、仙台城でバトッた後の白石城までのランデブーである。

 

 かれは、気合を入れて身繕いしたのかもしれない。

 

「叔父貴っ!」

 

 榎本が開口一番叫んだ。

 

 その相手は、かれにとっては母方の叔父にあたる松本である。

 

 余談であるが、松本の縁戚には小説家や軍医として名高いあの

 幕府軍艦頭である

 それは兎も角、おれと相棒は松本といっしょの旅籠に泊まることになった。


 

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